CDジャケットの制作について

 

 音楽のイメージを形にしたいと思って始めたジャケット作りが、何時の間にかジャケットを作ることに楽しさを覚えました。

 一昔前なら大変な作業だった物が今ではパソコンで簡単にできます。例えばソラリゼーション。これは写真の紙焼きの技法だった物が今はパソコンでいとも簡単にできます。

 私の場合は、墨で書いた物を使った所から出発して、鉛筆、昔撮った写真と発展し今はデジカメの写真を使っています。勿論手描きは捨てられません。曲を聞き込みそのイメージをジャケットに繁栄する作業は時には面倒で、そのイメージが浮かばないこともしばしばですが、楽しい作業です。

 イメージを作り出す作業、そして最後に印刷。この際にも紙の質に依って画面に出ている物と異なりますが、それぞれの作業がそれぞれに手間ですから余計に面白い。「このイメージなら、マット調のこの紙を使おう」とか、「もっと印刷用紙が自由に選べないか?」とか、カンバスや水彩紙と又一味違った楽しみが有ります。

 そのイメージだけで十分鑑賞に耐えうる物、又それの主張が強く出過ぎて文字を入れるのに躊躇しなければ成らない事も有ります。特に油彩の作品を使うときなど、その作品はそれだけで十分なのに其処に文字を入れるとなると難しい。そこでパソコンに取り込んだイメージの彩度を下げたり変形したりと、色々やって見ます。

 左のジャケット”オマジューアピアソラ”は大洋会出品作品ですが部分的に彩度を落としトリミング(右の写 真が元の作品) して使用しています。出来上がった作品は文字を後から入れ込むのは結構大変です。絵 を描いている最中 でも、一寸バランスを崩すと全体の仕上がりに影響しますから、大きな文字を入れるのは至難です。

 家で作ったドライフラワーも結構役に立っています。之は次の機会に制作過程を紹介します。

 

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