平安人物志


平安人物志という今で言う美術年鑑から始まり、近世京都の一寸した市井の紳士録、各方面の文化人を紹介し、またその人気の順列も付けたようだ。

明和五年(1768)の第一版にはじまり、
安永四年(1775)、
天明二年(1783)、
文化十年(1813)、
文政五年(1822)、
文政十三年 (1830)、
天保九年(1838)、
嘉永五年(1852)、
慶應三年(1867)
第九版まで、ほぼ10年おきに増補改訂された。ここに収録する原本は、すべて日文研が所蔵しているものである。
(国際日本文化研究センターホームページより)

江戸時代の知識人、特にここでは画家の研究の一次資料として大変貴重な資料だと思う。その時代の人気のバロメータでも有ったようだ。
因みに、豊彦は
文化10年版 P168 文政 5年版 P257 文政13年版 P391 天保 9年版 P547 に見られる。

豊彦・亮彦タイトル

平安人物志表紙

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